鎌倉といえば、まず鶴岡八幡宮を思いおこす人が多いようですが、じつは最初から現在地にあったのでないのです。当初は、もっと海寄りに建立されていたものが移されたといいます。 若宮大路を下馬四つ角で東へ向かいましょう。ほどなく大町四つ角、そこを右折、材木座海岸方向へ。横須賀線の踏切を渡って約50メートルのところに「元鶴岡八幡宮」の標識。そこをもう一度右折、今度は約100メートルほどで、元八幡の石柱あり。それに沿って住宅地の間の小道を突き当たったところが、元八幡、正しくは由比若宮と申します。